2016年4月20日水曜日

熊本地震。水道が復活!夏の娘の洋服計画。

水が出なくなって5日目。
最初は、トイレに流す水を川から汲んできていましたが、数日前に父が近所の家の井戸がまだ使えることを発見し、大量に汲んできてくれました。飲むことは出来ませんが、この水のお陰で洗い物なども出来るようになり助かっています。
トイレの水も、流さないと下水の嫌な匂いが下から昇ってきてしまって、家中が臭くなるのが嫌。栓をキッチリしめているつもりでも、匂いが空気を伝わってくるのです。なので、きっちり水も入れておくことが大事。流すたびに水で蓋をするくらいまで水を入れています。3リットルのボトルに汲んでも2回分にしかならないので、前まではトイレを2回するたびに川まで汲みに行っていました。ですが、この水桶が来てからは、庭で水が汲めるので大助かりです。

 このような容器を流しに置いて、洗い物に使えるようになりました。
それを喜んで、1週間ぶりにお気に入りのグラスを使ってみた主人。「やっぱりガラスのコップで飲むと違うね!」と喜んでいたのですが、昨日は夕方に震度5の余震が起き、この水タンクがシンクの中に転倒。

せっかく本震を耐え抜いたのに、ここにきて割れちゃいました。
このアメコミグラスは、もともと5個セットで主人が買ったもの。そのうちの3つは3.11の地震で割れてしまい、ここで1つ割れたので残ったのは1つになってしまいました。

昨日は、本当に余震も少なく、みんなが少し油断してきていたと思います。そんな中で震度5の地震が起き、夜中も震度3と4の地震が続いたので、みんな不安になり、眠れなかったという話をよく聞きました。
我が家も、車で眠れる準備は万端だったのですが、昨日片付けようかと思ったくらい、昼までは余震が小さなものばかりでした。
ですが、昨日の夕方から再び余震が大きくなったので、まだまだ油断は許されませんね。

地震が発生してから1週間。主人は小さな揺れでも起きてしまって、日々寝不足だそうです。私と娘が起きないのを不思議がっている主人ですが、震度3の余震と主人の寝返りは同じくらいの揺れ。さすがに震度4になると「ドーン!!」という音がするので起きますが、震度3程度の揺れは、私と娘にとっては何でもありません。
車の中で寝たほうが、タイアが振動を吸収してくれるので地震を感じにくいらしいのですが、家で寝れるうちは家で寝たいですよね。ですが主人は、今晩も余震が酷いようなら車で寝る宣言をしています。
周りの人もそうなのですが、1週間も余震のせいで眠れずに疲れてきているので、ここにきて体調を崩す人が多いようです。家で寝ている我が家も、食料の不足で肌が荒れたり口内炎が出来たりしてきました。最近は、配給でもバナナやサンドウィッチなど、少しは健康的な食べ物が配給されるようになったのですが、水が出ないせいで料理が思うように出来ず、つい菓子パンで朝ごはんを済ませてしまう毎日。そのせいで栄養バランスが偏っている気がします。


 と、ここまで書いたところで、水道から水が出るようになったという報告がきました。
確かに!出てる!かなり濁ってますが、水道から水が〜!
と喜んでいたら、お隣さんが「裏にすごい水たまりが出来てるよ!」と教えに来てくれました。見に行ってみると、エコキュートから水が、、、、溢れ出てる。断水中は気がつかなかったけど、どうもエコキュートが破損したみたい。友達の家では「エコキュートが倒れた」「エコキュートの側面が曲がった」など被害を聞いていたのですが、我が家のエコキュートは見た目は異常無いので損傷していないと思っていたのですが。
水洗トイレが使えるようになったのはとっても嬉しいけど、家でお風呂が入れるようになるのはまだまだ先になりそうです、、、。

今までは、近所の友達の家などでシャワーを借りていたのですが「もう嫌だ!お風呂に入りたい!!」と主人が言うので、近くの銭湯に行ってきました。いやぁ〜、すっごい混んでた。シャワーを浴びるために20人ほど並んでましたよ。3歳児を連れて、裸で並ぶのはなかなか大変。しかも、みんなシャワーをシェアしながら使っていたので、狭いし、泡とか水が飛んでくるし。脱衣所も混みすぎていて、服を着るだけで大汗掻いちゃいました。大浴場も、混んでてリラックス出来なかったし。これだったら、友達の家のシャワーのほうが何倍も良かったな。
しかも、混んでいたせいでドライヤーが使えず、帰って来た時には頭痛とクシャミが、、、、やばい、風邪をひいた予感。
大したこと無いといいんだけど。

私の職場は歯科医院なので、断水のせいで休診していたのですが、今日から水が出るということは明日からは診療が再開できそうです。
仕事を始めて2週間。
順調に働いていたのに、ここにきて1週間休んでしまったので、5月病的な感じで、ちょっと仕事に行きたくなくて仕方ありませんが。娘の保育園が復活するまでは休んじゃおうかな〜なんて怠け者の自分もいますが、休めば休むだけ行きたくなくなりそうなので、明日からは又頑張って働こうと思います。

ここで、気分転換に震災以外の話を。
来月、友達がアメリカに帰るので、欲しいものがあったら買ってきてくれるそう。なので、通販でGAPを安く買って、持って帰って来てもらおうと思ったんだけど、なんだか今シーズンのGAPはイマイチ。
いつもアメリカで買うのは、GAP、OLD NAVY、あとはメイシーズなどのデパートがほとんど。ですが、日本との値段の差が大きいのはGAPな気がして、GAPは出来るだけアメリカで買うようにしていたのですが、、、、今回はときめく服が無くて。OLD NAVYも東京で見たけどイマイチだったし、メイシーズはお高いし、、、、とネットを見ていると、そっかTARGETがあるじゃん!
TARGETはアメリカのシマムラ的なお店(って私が勝手に思っているだけですが)。値段的には、GAPとH&Mの間って感じです、限りなくH&Mに近いかな。
今回始めてネットショッピングでTARGETを購入したのですが、日本への発送もしてくれるみたい。ですが、アメリカ国内は送料無料なので、せっかくなので友達に持って帰って来てもらうことにしました。
今は、マリメッコとのコラボもやっていて、可愛いテキスタイルの洋服が沢山ありましたよ。

私が娘に選んだのは3つのサマードレス。
左のカラフルなものがマリメッコとのコラボ品です。限定って言われると欲しくなっちゃうから仕方ない。とっても北欧っぽいテキスタイルで可愛い。
今年の夏用には、H&Mの600円ワンピを4枚ほど買いました。それを娘の普段着にして、このTARGETのワンピたちは、ちょっとオシャレ着にするつもりです。

去年までは、オーバーオールやショートパンツ、オールインワンなども娘に買っていましたが、最近は「ワンピースしか着たくない!」と断言する娘。ジーンズを履かせると、嫌すぎて泣きながら保育園に行くこともしばしば。
だったら、着させるのも楽だし、もう今年はワンピースでいいよ!ということで、今の所ワンピースしか購入していません。娘の気が変わらないのを祈るばかりです。


早くエコキュートが治るといいなぁ。
今晩から大雨の予報の熊本。
我が家の裏の避難所には、急遽テントが設置されました。
今日は、お店で奇跡的にアボカドとレタスが購入できたので、地震が来て以来のサラダを作って食べたいと思います。
熊本の1日も早い復旧を祈って。
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2016年4月18日月曜日

熊本地震 Part 2。その後と、地震にキレる娘。海外用募金サイト。

相変わらず余震が続いている熊本です。
ですが、余震の感覚も開いてきたので「そろそろ家具なども戻そうかな、、、」とも思うのですが、1回目の時もそうやって油断していた時に大きな地震に襲われたので、、、、あと数日は様子を見ようかな。

 電気は復帰しましたが、水道は止まったままです。山奥の公園からは水が出ていたのですが、昨日ついに止まってしまいました。昨日は、ついにお風呂にも入れないかな、、、と諦めていたのですが、隣町のALTの友達の家から水が出たのでシャワーを借りることができました。1日目もそうだったのですが、こういう時は主人の外国人ネットワークが大いに役立っています。私が生まれ育った町なので、私の知り合いの方が多いのですが、みんな家族もいるし、友達もいるし、なかなか甘えにくいもの、、、、ですが海外から来ているALTは、他に家族もいないし、シャワーを貸す人もいないから、すんなり貸してくれて助かっています。そして、彼らも1人で家に居るのは心細いみたい、、、。今日もお邪魔しようと思っているのですが、今日から彼の家に益城町のALTが避難してくるようです。地震の震源地だった益城町。ただでさえ怖かったと思うのですが、益城町のALTは、13日の水曜日に益城に着き、次の日の夜に地震に遭遇したそう、、、、なんとも可哀想な話ですよね。そのせいで日本が嫌いになっていないといいのですが、、、。

 上の写真は、私の町の様子。ビニールシートが目立つと思います。
我が家から見える場所でも崖崩れ。
全壊した家は数件だったのでニュースに出ることも無い私たちの町。そのせいで救援物資もあまり入って来ず、昨日の夜には食料が全く無い避難所もあったそうです。全壊はしていなくても、半壊した家は多数。特に屋根がやられた家が多く、次の日の雨のせいで雨漏りもあり、次に大きな地震が来たら危ないからという理由で避難している人は沢山います。
 昨日の夜に、水をもらいに避難所の1つの小学校の体育館に行きましたが、人はいっぱいでした。他の避難所もかなりの人で、収容しきれ無いので、公園にビニールハウスのようなテントを建てて対応していました。娘の保育園は指定の避難所ではないのですが、それでも200人近い人が避難しているそう。そのせいで、保育園再開の目処は立っていないそうです。
 町の中心は、今日は水が復活したと聞きましたが、相変わらず水が出ない我が家。周りの道の損傷も激しく、特にマンホールの周辺にエグれたような穴が多数開いているので、水の復活はまだ先になりそうです。
 
 トイレの水などは、近くの農業用水の水路から汲んでいたのですが、それも枯れてしまいました。仕方がないので、今は川の水で我慢しています。普段はとってもきれいな裏の川も、地震のあとから泥水になってしまいました。
雨も降っていないのに泥水が流れるのは、土砂崩れの前触れらしく、近所の人たちは今も警戒しています。

まだまだ地震が心配で、あえて家具を床に置いて生活している我が家。
普段は、物を床に置かないことを心がけている私にとって、これはなかなかキツイ体験です。
倒れた本棚も、あえてそのまま。
私の大事な本たちが押しつぶされていますが、本棚を立てるほうが危険だということで、放置されています、、、悲しい。

かなり不便なことが続く毎日ですが、夜になると裏の広場には20台ほどの車が避難してきて、みんな車の中で寝ている様子が見えます。我が家も、何かあったら避難するつもりで車の中は寝れる状態に。すぐ後ろに20台もの車が側にいてくれるのは何だか心強い気持ちです。
学校も、とりあえず今週中の休校が決定して、子供たちは昼は広場で遊んでいるのをよく見かけます。夜には炊き出しをして、みんなで食事。車での就寝。不便なことも多いけど、近所付き合いが疎遠だった人たちとも、ここで苦労をともにすることで親しくなれたし、これからも助け合って頑張っていきたいです。

最近は、震度3ほどの地震が多くなってきました。震度3だと、飲んでいる紅茶が溢れるほどの揺れなので、いつも慌てて紙コップで飲んでいる紅茶を持ち上げています。
娘は、地震を何だと思っているかはイマイチ謎なのですが、「ペッパー」と呼んでガタガタ騒ぐたびに怒っています。
「静かにしてよ!」
「ワガママ言わないの!」
「お尻ペンペンするからね!」
「もうしないって約束して!」
などなど、余震が起きるたびに天井に向かって叫んでいます。
その様子をInstagramにアップしたので良かったら見てみてくださいね。

まだまだ油断が許されない熊本。
このまま水道も復活して、早く普段通りの毎日に戻るといいのですが。

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2016年4月16日土曜日

熊本地震。避難生活、眠れぬ日々。

度重なる地震で心身共に疲れ果てていますが、我が家はみんな無事です。
我が家は、ニュースで連続してくる益城町と同じ上益城郡にあり、益城町のお隣さんです。

最初の地震の時は、植木鉢やフレームが落ちて割れた程度でしたし、震度も5程度でした。家族3人でお風呂に入って居たので、落ちてくるものもなく無事でした。主人のオフィスは本棚が倒れたので、お風呂場に居て本当に良かったです。1度目の揺れの後、停電になり、その後すぐに2度目の地震。バスローブだけを羽織って外に逃げました。近所の人と状況を確認し合っている時に電気が戻りましたが、怖くて怖くて、実家の家族の事が心配すぎて、家まで走って帰りました。みんなの無事を確かめた後は、テレビで状況を確認。益城町が震度7だと聞いて、親しいお友達が居るので本当に心配しましたが、明け方に彼女と連絡が取れて心から安心しました。

家を片付けたところで水が止まってしまい、不便な思いはしましたが、時間の問題だと思い気持ちは比較的穏やかに。
お風呂も、近所のお友達の家から少し濁った水が出たので、シャワーを使わせてもらい、コンビニや配給所で水やパンを確保して、次の日の仕事の心配をしながら22時頃に就寝しました。

夜中にドカーン!!という音で起床。
立てられないほどの揺れと、停電でパニックになり、キッチンから大きな音がしたので、見に行くと今まで何ともなかった食器棚が倒壊。2階からもすごい音がしたので、パジャマのまま外に飛び出ました。
外に出た後も、立っていられないほどの揺れと、地面からバリバリバリという音が。怖くて思わず地面を懐中電灯で照らすと、道に薄っすら亀裂が入ったのに気づき、凍りつきました。
少し離れた友人宅から人が出てくるのが見えたので、家族で急いで彼らのところに駆けよりました。その後も揺れが続き、不安すぎて、みんなで体を寄せ合って震えていました。周りからは物が崩れる後や、人の悲鳴や、ドカーンという遠くから余震が近づいてくる音が聞こえ、主人にすがり付いて思わず泣いてしまいました。
暗くて怖くて、何が起きたのかも、どこが震源なのかもわからずに、携帯から地震警報が繰り返し鳴る状態でしたが、このまま庭に居る気にはなれず、みんなで避難所に行くことに。車1台に、大人5人と娘と犬1匹と、、、心細い思いで避難所に向かいました。
避難所への途中で、石垣が崩れていたり、瓦が落ちてきたりと危険な目に遭いましたが、橋と道路の継ぎ目に亀裂が入り、5cmほどの段差が出来ていた上を通ったのは本当に身がすくむ思いでした、、、。
やっと、避難所の中学校の体育館に着いたのですが、停電と地震のせいで館内には入れず、グランドで待機するとこに。寒いし状況も分からないのが不安で、隣に隣接する役場に行くと、中は自家発電で電気が灯って居たので、ここで待機させてもらうことに。
隣の体育館から毛布と食料と水を持ってきて、役場の床で一晩を過ごしましたが、役場の人たちの会話から入ってくる情報は「橋が決壊した。家が全壊した。」など不安なニュースばかり。娘もあまりの不安で泣きじゃくっていましたが、保育園のお友達を見つけてからは少し落ち着き安心しました。

2日目の地震の方が、我が家にとっては大きな物だったし、停電のせいで心細く、情報も入ってこなかったので、本当に夜明けまでの時間が長かったです。
また、1日目は体育館内に避難できたようなのですが、二日目の地震で建物内が損傷し、避難してきた人たちも、車内か外で過ごすしかなく心細かったです。

今晩から大雨と大風の予報が出ている熊本。ただでさえ崖や石垣や道が壊れているのに、これに大雨が降ったらと思うと本当に不安です。
また、1日目の地震も2日目の地震も、夜中で不安だったのに、また夜中に大雨の恐怖にさらされるのも不安。しかも、今までは被害の後に車または徒歩で人の多い所まで行けましたが、今回は、「大風の中移動できるのか」「車の中は安全なのか」と疑問でいっぱいです。
それでも車の中には車内泊できる準備をし、食料や非常用品も準備はしておきましたが。

今日も、電気が復帰した後も断水が続きました。そんな中でも、瓦の剥がれた近所の家屋が雨漏りしないようにと応急処置を手伝い汗だくに。
昨日お風呂に入れてくれた友達の家は、今日は断水になってしまいましたが、代わりに近所の奇跡的に水が出るお家でシャワーを浴びさせてもらいましたあ。シャワーをして寝るのと、しないで寝るのは全く寝つきが違うから不思議。今日もリラックスした気持ちで就寝することが出来そうなので、また夜中にひどい被害が起きないといいのですが。

我が家の裏には、町のグランドゴルフ場があるのですが、今の時点で7〜8台ほどの車が避難してきていて車内で過ごしています。皆さん、家の中が錯乱しすぎていて、家では過ごせないそう。そんな状況なのに「何か足りないものはない??お菓子を持って行きなさい。懐中電灯と電池は足りている?」など優しい声を掛けていただいて、本当に夫婦で感激しています。

3.11の時は新婚旅行でグアムに行っていたので、震災やその後の食料不足を経験していなかった私たち 夫婦。ですが、この人の助け合いは熊本ならではなんじゃないかな。
不安でいっぱいな分、人の優しさに触れると泣きたくなってしまいます。

あと、この場を借りて、東京や海外から心配してくれているお友達にも感謝です。
昨日の夜はテレビが見れない私に代わって、いろんな情報を送ってくれたので助かりました。そのお陰で、今後も断続的な大きな余震が続くことを知り、家の本棚など大きな家具を倒すなど、早めの処置をすることが出来ました。

主人も娘も眠れぬ夜を過ごしてきたので、今日は19時くらいから寝ています。このまま、2人の眠りが冷めないままに平和な朝がくるといいのですが。
私は、昨日は2〜3時間しか眠れず落ち着かない気持ちが続いたので胃痛に悩まされていますが、アスピリンでも服用して寝ようと思います。

これ以上被害が増えないことを心から祈ってます。
熊本の皆さん、どうか安全な場所で一夜を過ごしてくださいね。


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2016年4月14日木曜日

バルコニーをDIY。娘の水着。

仕事を始めて10日目。
思ったより自然に馴染めて、毎日短時間ですがコツコツ働いてます。
働くのは5年近く振りなので「大丈夫かな?立ち仕事に耐えられるかな?朝起きれるかな??」などなど不安で一杯でしたが、1日の勤務時間が4時間から4時間半と短く、割と忙しい歯科医院なので、あっという間に終わる感じです。
歯科用語も、思い出せる気がしなかったけど、やってるとスラスラ口から出てくるから不思議。歯石の取り方、奥歯への器具の当て方や、専門学校以来のアルジネートの手練りも。専門の時に嫌という程やったことは、10年経っても体が覚えていたみたいです。
1番心配だった長時間の立ち仕事も、普段からスクワットをしていたお陰で疲れずに済みました。と言っても、歯科医院の勤務での半分以上は椅子に座っているので、心配しすぎだったかな。

私が仕事に復帰した1番の理由が、簡単に言うと「夫婦で毎日一緒に居すぎて、喧嘩が増えたから」でした。主人の家事や育児の非協力さにも毎日イライラして喧嘩ばかりしていたし。
ですが、私が仕事を始めてからは、積極的に家事や育児も手伝ってくれようと努力してるのが伝わってきます。もちろん完璧では無いけど、今までは何にもしてくれなかった主人が、私が帰ってくる前に掃除機をやろうとしてくれたり(いつも私が車で庭に入った瞬間に始めるので途中で代わることになるけど)、「洗濯干しとこうか」と聞いてくれたり(聞いてはくれるけど、大体忘れてる)、料理が出来る友達を呼んで晩御飯を作ってもらっていたり(決して自分では作りませんが、疲れている私が作らなくていいように配慮しているらしいです)。
かなり不十分に聞こえるかもしれませんが、私たちにとっては大きな変化です。だって、手伝う気がある姿勢を見せてくれるだけで、とっても嬉しいから。

最初の週は、張り切りすぎて6連勤で働きました。時給制なので「やる?」と聞かれると「じゃあ、やる!」とつい答えちゃって。
自分の中ではかなりの達成感で『1週間頑張って働いたから、自分へのご褒美を何か買わなきゃ!』と思ってしまった私。ずっとやろうと思っていた、バルコニー部分を寛ぎの空間へDIYしようと思いついたのですが、そこで主人が「予算はいくらなの?まさか自分が1週間で稼いだより多い金額を使わないよね?!」と釘を刺されてしまって。
え〜?家のことだし、家族のお金を使っちゃいけないの?と言う私に「自分へのご褒美に、稼いだお金より多い金額使っちゃダメだろ」という主人。確かに、主人の言っていることは正しい、、、。と言うことで、予算がかなり下がってしまい、IKEAに頼ることになりました。

Before(冬の写真しか無かった)

After

IKEAの外用フローリングを敷いて、椅子と机を設置しただけですが。
この季節は外がとっても気持ちいいので、安い椅子でも外で座って寛げる場所が出来たのは嬉しいです。
このバルコニーは娘の部屋の隣にあるので、彼女も良く出入りしています。そのため、子供が出ても危なくないようにと、外側の壁も160cmとかなり高めにしたので、外が見れないことが唯一の不満ですが。でも、パジャマで洗濯物を干しても外の目が気にならないところはお気に入り。下着だって気にせず干せちゃいます。
光はあまり入って来ませんが、これからの季節はそれが丁度いい感じ。空しか見えないけどね。

今回、IKEAで発見したこちらのランプ。

屋外用で、太陽光で発電してくれるんですよ。下から光って、この模様状の光が出てとっても可愛い。おまけに1499円でした、とってもお買い得!
鉢植えで置いているライラックも、ホームセンターで値引きされていたのを見て、つい買ってしまいました。
  


お買い得と言えば、先日H&Mで娘の水着を買いました。
毎年、娘の水着はビキニとワンピースタイプと両方買います。
理由は、娘の保育園が何故か水着の下だけを着用させて水遊びをさせ、近くの室内プールがビキニ不可だから。必然的に2つ必要になるんですが、可愛くて安い水着はいつもすぐに売り切れちゃう。なので、今年は3月くらいからチェックして、H&MのワンピースとZARAのビキニを購入。
娘的にはワンピースタイプがお気に入りで、家でも良く愛用しています。
洋服と水着の違いがイマイチ分かっていないので、着たまま外出しようとするので困ってしまいますが。
でも、これで千円はとってもお買い得だから買って良かったな。

あと最近の娘のお気に入りは、私が1年ほど前に作ってあげたワンピース。作ってあげてすぐはイマイチ着てくれなかったけど、今は毎日のように着ています。
でも、作って1年も経つのでサイズもピチピチ。
この服を着ているのを見るたびに「早く新しい服を作ってあげなきゃ。」と思うのですが、アイディアが全く湧いてこなくて。
作ってあげたいものが沢山ある時と、全く作る気にならない時があるから本当に不思議。
可愛い生地に出会ったりすると、いくらでも作れるし、「こういうのが作りたい」というイメージがあるとすぐに実行に移せるけど、今はどちらもなくて残念な気分。ミシンも3ヶ月くらい触ってないかも。
早くインスピレーションが湧くといいのですが。




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2016年4月3日日曜日

バイリンガル育成中。フランス流子育てと、その成果。娘のヘアカット。

いよいよ明日から、4年ぶりの歯科衛生士としての仕事始めです。
歯科衛生士の仕事は大好きですが、東京の歯科衛生士と熊本の歯科衛生士は、噂によると職務内容が全く違うそう。
資格も歯科衛生士学校で習う内容も全く同じなのに、どうしてそこに変化があるかは謎なのですが、熊本では歯科衛生士が不足していて、そのせいで歯科助手が歯科衛生士の役割を当たり前のようにやっているみたい。
私が東京で働いていた時は、歯科助手は器具の準備などしか出来ずに、患者に触るのはNGという感じでした。患者さんも意識が高い人が多かったので、クリーニングなどの際には歯科衛生士か確認する人もいたりしたし。
ですが、熊本の歯科医院に行くと、歯科助手しかいない歯医者がザラで、オマケに歯科助手が歯科衛生士の役割のクリーニングを当然という顔でやり、更には歯科医師にしか出来ないはずの 入れ歯の調整やレントゲンの照射、更には歯を削ったりもやっているので驚いてしまいます。私の友達は、どう見ても歯科助手の人に、麻酔の注射をされたらしく、更に驚き。そんな中で、やっていけるのか不安ですが、、、、面接の時点で言われた「歯科衛生士業務を普通にやってもらえればいいので」の『普通』がどこまでを示しているのか今からビクビクです。

まだ働き始めてもいないのに、今の自由な生活がキラキラしてくるのは不思議ですよね。今のうちに家を綺麗にしておこうと掃除を頑張るし、朝ごはんをゆっくり食べれるのも今のうちだと思うと頑張って作る気になるし。
仕事をしていた時には、毎週日曜日の夜には『サザエさん症候群』が発生していた私。日曜の夜に、月曜からの仕事を思って憂鬱になるというアレです。
ですが、家で翻訳の仕事をするようになってからは、日曜の夜=明日から娘は保育園=自由に時間が使える!ということで、日曜の夜が好きになり始めてました。それに、サザエさんを見て、昔の自分を思い出して、今の幸せを噛み締めたり、、、、ですが、今日再びサザエさんの存在によって日曜の夜の憂鬱を感じた私。何だか逆に、この歳になっても変化ってあるんだなって新鮮な気持ちに。もうずっとこの生活だと思っていたので、少し新鮮なんです。新しい出会いも、初めてのことへのドキドキも。変化や刺激の無い毎日だったので、自分が何かに対して緊張すること自体新鮮。この刺激が私たち家族に良い変化を呼んでくれるといいのですが。


話は変わって、最近読んだ本の話を。
娘が生まれてから、今まで育児書を1冊も読んでこなかった私。
その大きな理由は、主人が大量の育児書を読んでいたから。
妊娠が分かってから、主人は10冊以上の育児書を読んできました。中でも多かった内容が「バイリンガルの育て方」というもの。やはりハーフの子を育てるなら、バイリンガルになって欲しい!と強い希望があったようで、いくつもの本を読んで勉強していました。
結果、本通りにやって上手くいったこともあれば、難しかったこともあり、、、、特に娘が地元の保育園に行きだしてからは、日本語に会話が偏りすぎて心配になったことも。
その時は、まだ私の両親と同居していた時期だったので、家でも思うように英語の会話が出来ずにフラストレーションも溜まっていましたが、半年前に新居に引っ越してからは、念願の「家を100%英語環境にする」ことに成功。テレビも絵本も会話も全て英語で、という環境に思った以上にスムーズに移行でき、娘の独り言まで英語になったことに夫婦で満足してます。いやぁ、本気出せば半年でこんなに成長できることに驚き。それだけ子供の吸収力ってすごいんですね。

我が家がスムーズに英語環境に変化できたのには2つ大きな理由があります。
1つは、私の両親の家が、徒歩5分の距離にあったこと。
娘としては、たまには『アンパンマン』が見たくて仕方ない時や、『お母さんと一緒』の歌が懐かしくなったりするみたい。そんな時に我慢させるのは可哀想だけど、ウチの場合は「おじいちゃんとおばあちゃんの家でなら見てもいいよ」と言っていたので、週に2〜3回は保育園からジジババの家に直行してテレビを見たりしてました。
家を建ててからの1ヶ月は、予想以上に娘がジジババの家に行きたがらずに、距離が出来てしまいそうで心配したのですが、この「日本のテレビはジジババの家で」というルールを作ってからは、積極的に行くようになったし、程よく保育園のお友達との話題に付いていけているようで安心しました。

もう1つの理由は、1月末から1ヶ月ほど、英語ネイティヴの友達に我が家に滞在していたこと。
彼がいたお陰で、普段はつい日本語を話してしまう私も、彼のために英語で話すように努力したし、娘も彼と遊びたい一心で英語を必死に話していました。
まだまだ日本語と英語の割合は6対4と対等ではありませんが、私がうっかり日本語で話した時に「Daddy, Mommy said….(ダディー、マミーが・・・・って言ってるよ。)」と訳してくれるのには成長を感じます。ただ、英語でも日本語でも、私達が『娘語』と呼ぶ意味不明の単語も多数登場しますが。



 話が逸れちゃったけど、そんな育児書を読み漁った主人のお勧めが『Bringing up Bebe』という本。日本語版が見つけられなかったので、私は同じ著者の『フランスの子供は夜泣きをしない』という本を読みました。主人と話したところ、内容はほとんど同じみたい。
 この本は、アメリカ人ジャーナリストが、フランスでの子育てを通じて学んだ、フランス流の子育てを本にしたもの。全体的に、子供中心の子育てをするアメリカ人と、両親中心の子育てをするフランス人を比較し、そこから子供の成長がどう変わってくるかが書かれています。少しフランス人の子育てを美化しすぎな部分はありますが、子供を常に中心に考えがちな最近の日本の子育てとアメリカの子育てに通じる部分が沢山あり、アメリカと日本の国際結婚の私たち夫婦の両方が納得出来る内容で、日本でも大ヒットしたのが理解できました。
 我が家は、私の妊娠中から主人がこの本を読んでいたので、常に主人は「両親を主体とした子育て。子供がどうしたいかよりも、親がどうさせたいかに基準を置く。」ということを意識していたようです。ですが、ここにきて娘の自我も強くなり「娘の言うことや欲しい物も重視してあげないと、個性が育たないのでは?」という私の疑問に対し「とりあえず1回この本を読んでみて」と主人が言うので、半信半疑で読んでみました。
 読んでみて思ったのが、本当にここまでの私たちの子育ては、この本の倫理観を基本に行われていたと言うこと。例えば、本の中で「パリの妊婦はなぜスリムなのか?」という章があるくらい、本の中ではパリのママたちの外見に対する美意識を賞賛しています。そのために、母乳ではなく粉ミルクが主流だそう。体型も崩れないし、栄養も満点、ママは食生活や飲酒に対して自由になれるのでストレスも軽減されるそうです。それに比べて、アメリカではいかに母乳で子育てするかを重視するようですが、日本でもそれは言えると思う。『出来るだけ粉ミルクを使わない』というのは、ママたちの間で賞賛されるポイントだと思うので。
 私は、母乳が出にくい体質だったのですが、おっぱいマッサージも痛いと聞いて受けるのを拒否。結果、出産直後から粉ミルクを併用し、2ヶ月ほどで母乳が更に出にくくなったのを期に、100%粉ミルクに切り替えました。そのお陰で、娘も粉ミルクをたっぷり飲んで寝るので夜泣きが減り、夜泣きの時も粉ミルクで対応できるので自分は起きる必要が無く、朝までたっぷり睡眠をとっていました。そんな私に対して周りの反応はイマイチだったし、アルコールやナマモノを楽しむのにも罪悪感を感じていました。出産3ヶ月で主人の知り合いと会食した際に、スリムなワンピースに久しぶりのヒールを履いて出掛け、飲酒をしたのを咎められたのをよく覚えています。
 ですが、主人としては「それであなたが楽なら、気にし無くていい。」と言ってくれましたが、自分の中ではいつも少し罪悪感が。新居を建てる時も、ベビープルーフや、子供が触っても平気なIHコンロを勧められ、小さい子供を持つ身としては見た目よりも安全性を重視しないといけないのかと悩みました。結局、3歳の娘にベービープルーフが必要だとは思えずに、一切子供の目線は考えずに家を設計してもらったのですが、友達が遊びに来た際に「この手すりは子供には危ないのでは?キッチンの角は何故丸いものにしなかったのか?」など、親目線の意見にたじろいでしまいました。
 『なぜかって、私と主人は自分たちの家を建てたかったから。ここは、十数年で出ていくであろう子供の家では無くて、私たち夫婦の家なの。』それが私たちの正直な意見ですが、周りからみると、子供の安全性を顧みない自分本位な親に見えているようです。あとは、子供もバカではないので、2〜3度頭をぶつけたら学習するよね?というのが私の本音ですが、「そんなこと言って大事になったらどうするの?!」と言う方もいるので流石に言えませんでした。でも、この本を読んで、本にも全く同じことが書かれていたので少し安心。

 この本を読んで、今までの自分の考えが自分本位すぎるのでは?という心配を誰かに否定してもらえた気がして、気が楽になりました。というより、本当にもっと早くから読んでいれば、私たちの子育てに自信を持てたのにな。
 新居を建てる時に『私たち夫婦が寛げる家』にしたかったので、日本で定番とされる『赤ちゃんを育てやすいように、リビングの横を和室にする』や『子供が安心して眠れるように子供部屋の横に夫婦のベッドルームを置く』などを一切無視。逆に、子供たちから離れて夫婦のプライベートな時間を持てるように、子供部屋は2階で夫婦の寝室は1階に。子供のおもちゃについては少し前に書きましたが(そのブログはこちら)、子供が楽しい時間を過ごせるようにおもちゃを買っていたらキリがないので、逆に限られたおもちゃで楽しめるようにしています。うちの子の場合は、おもちゃは買って2〜3日で絶対に飽きるし、存在も忘れがち。それに比べて、お絵描き、折り紙、粘土、レゴなど自分の想像力を使う物の方がいつまでも飽きずに遊んでいられるようです。
 本の中では、お菓子造りを子供の遊びとして推奨していました。我慢や集中力などが身につくそうです。特にカップケーキがお勧めと本には書かれていましたが、カップケーキは美味しくて食べ過ぎてしまいそうで少し心配、我が家のオヤツはもっと軽い物が多いので。なので我が家では、朝食のホットケーキやワッフル、サンドイッチ、おにぎりが定番の娘と作るお料理です。得に、サンドイッチを作るのが好きな娘。パンにマーガリンを塗ったり、好きな具材をたくさん挟んだり、積み重ねて切るのが楽しいみたい。そのうちクッキーにもチャレンジしてみたいです。
 
 あと、本の中で大きく共感したのは『リビングは大人の寛ぐスペースなので、子供のおもちゃを置くべきではない』という部分。子供部屋がない場合はもちろん仕方ないと思うのですが、子供部屋があるのにリビングでも子供がおもちゃで遊ぶ必要はないですよね。せっかく大人が寛ぐためのリビングがおもちゃで散らかっていたら、子供部屋の意味がないと思うし。昼間にリビングで遊ぶことがあっても、夜には片付けるのが健全だし、おもちゃがない空間で『親』ではない自分でリラックスする時間があったっていいと思う。そんなことに罪悪感を感じてしまいがちだけど、親だって1人の人間ですもんね。
 それと同じで、子供の1人遊びの重要性についても大きく書かれていました。フランスでは1人遊びは子供の忍耐力を伸ばすのに大きく関わっているとして、1人遊びは非常に重要と考えている親が大多数だそうです。忍耐力のない子は、周りに合わせることができなかったり、癇癪を起こしやすかったりと生活が耐え難い試練になると本には書いてありました。日本では癇癪持ちの子や、物事に適応できない子をその子の『個性』として片付けてしまいがち。ですが、フランスではこの重要な能力を『個性』としてなすがままには出来ないと感じているそうです。うちの子は1人っ子だし、家でも私と主人が働いているときは1人で遊ぶしかない状況がかなり沢山あります。今まではそういう状況にしていることに罪悪感も感じていましたが、今は彼女が自分の世界に入って、踊ったり、物語を作ったり、プリンセスになりきったりしていると、そっとすることにしました。2階で遊んでいる時などは心配で、つい様子を見に行きたくなるけど、影からコッソリ見てます。


 ワガママな部分も、手を焼く部分も多いウチの娘ですが、人に自慢できる部分が1つあります。それは、食べ物の好き嫌いが、全くと言っていいほど無いこと。これは、娘の体質というか、食べ物に対する好みがうるさく無いという、娘の生まれつきのものかと思ってました。私も好き嫌いはほとんどありませんが、人参だけは避けがち。他はゴーヤでもクサヤでも何でも食べるんですけどね。同じく、人参が大嫌いな主人。その他にも、納豆、オクラ、椎茸、筍などなど嫌いな物は沢山あります。なので我が家の食卓には人参は登場しないのですが、買い物に行くたびに人参を買わせようとする娘。仕方無く買いますが、食べているのは娘のみです。納豆も大好きだし、サラダもよく食べます。周りからも「何でも食べていいな〜」と言われていましたが、この本を読んで、自分がフランス流の食育を知らずに実行していたことに気付きました。
 フランスは美食の国として有名ですが、保育園の給食から、色んな味や食材を子供に食べさせるそうです。そんな中で、子供が嫌がる食材は、何度も違う調理の仕方で子供達に食べさせるそう。そうやって、子供達の好きな食材と調理の組み合わせを見つけていくそうです。子供にとっての「嫌い」は「食べ慣れない」ということなので、少しづつ食べ方を変えることによって子供の舌も慣れてくるみたいですね。
 我が家も、たまに娘が「これ嫌だ」という食材に出会います、例えばセロリとか。私と主人はセロリが大好きでよく食べるのですが、どうしても食べれなかった娘。「そっか〜初めて食べれ無い食材に出会ったね〜」と残念に思っていたのですが「娘はピクルスが大好きだから、酢漬けにしてみれば?」という主人のアドバイスのもと、ピクルスにしたらモリモリ食べてくれました。そうやって「え?アボカド嫌いなの?」という発見があっても「サンドイッチ好きだから、サンドイッチにしたら食べるかも」という試行錯誤で、今のところ何の食材でも食べてくれてます。
 私も主人も大人な分、嫌いな物に敏感になりすぎて、どんな誤魔化しも通用しませんが、子供のうちだと少し形や食感が変わるだけで食べられてしまうみたいですね。


この本については、ずっと書きたいと思っていたので、つい長々と書いてしまいました。最後に1つ、この本の中で1番実行できていなかった「フランス流 夫婦円満の秘訣」の部分について書かせてください。
この本は、全体を通して「ママだって女性として生きるべき。」という主張が強いです。ついママになると、自分の身だしなみもそっちのけで子供に構ってしまいがち。そうなると女性としての魅力が薄れていって、夫婦としての関係も上手く行かないですよね。
 私も、特に冬の間は、身だしなみに構うのもめんどくさくてパジャマは主人のスウェットに下はヨガパンツが定番でした。主人のトレーナーはXLでお尻までスッポリ隠してくれるので快適だし、暖かくてお気に入り。
 そんな私を見かねてか、今年のバレンタインデーの主人からのプレゼントは、とっても可愛いヴィンテージのナイトガウンでした。
 前から、アメリカのドラマとかでみんなが着てるナイトガウンに憧れていた私(そのブログは、こちら)。でも、なかなか気にいる物が無かったり、気に行った物を見つけても売り切れていたりで、ここまでナイトガウン無しの生活を送ってきました。それでなのか、主人がナイトガウンを買ってくれました。70年代のヴィンテージのこのガウンは、可愛いな〜とは思っていたのですが、理想よりも薄めなので購入を躊躇してました。ですが、これからの春夏に向けて丁度良いのでは?と主人が買ってくれたのです。私が着てみると、ちょっと日本っぽすぎる感じもしますが、手触りも良くて気に入っています。今まで家ではスウェットしか着ていなかった私。このプレゼントを機に、家での身だしなみも少しは女らしい物にするように気をつけよう。


最後に、最近の娘。
お友達に髪を切ってもらいました。
毛先が傷んで金髪になっていたし、ブラッシングの度に絡まりが気になっていたので。
10cm程切ってもらったのでスッキリしました。バラバラだった毛先も揃っていい感じ。
これで日々のお手入れが大分楽になりそうです。




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2016年4月1日金曜日

初めての夫婦のギクシャク。東京旅行。

3ヶ月振りのブログ。
3ヶ月も更新していなかったのに、未だに1日100件以上のアクセスがあることに驚きつつも、持っててくれてる人もいるのかなって思って書いてます。

先日、友達の結婚式に参列するために、家族で東京に遊びに行ってきました。
正直、タイミング的にも忙しく、ワクワクと言うよりもバタバタしながら出発した旅行。
東京の友達もみんな忙しく、滞在先も3箇所を転々とするスケジュールでした。そんな中でも泊めてくれた友達には本当に感謝してます。

東京に行く前の私たち夫婦は何だかギクシャク。小さなことで喧嘩したり、お互いの不満が尽きなかったり。なんだかいつも疲れるし「私って鬱なのかも」と疑ったことも何度か。そんな時の主人の返答は「Middle age crisis(中年の危機)なんじゃない?幸せすぎて小さなことが目につくんだよ。」というものでした。確かに、新居が建って半年。大きな悩みも 無く、平穏な日々。そのせいで、毎日一緒にいる主人の行動が目についてイライラしてました。

そんな中で東京の友達の家に泊まったので、ついつい友達の旦那様と主人を比べてみたりして。
特に最初に泊まったお友達の旦那様は、家事にも育児にも積極的に参加するフランス人。会社から帰ってきて、子供2人をお風呂に入れた後に、洗濯をして子供の寝かしつけ。子供を寝かしつけた後は、夫婦で1日の報告をし、旦那様が子供の連絡帳に記入。病院で処方された子供の薬にも目を通し、服用の仕方も確認。更には、朝も出勤の1時間前に起きて、子供にご飯を食べさせて、身支度をしてあげてからの、一緒に出勤。

それに比べてウチの主人は、娘を保育園に送って行くのが唯一の仕事で、その他の家事も育児も全くと言っていいほどしていないかも。
2年前に主人が会社員だった時は、それが普通で何の違和感も感じなかったし、私自身も自分で家事をやったほうが早くて綺麗なので特に不満も感じず。
ですが、今は2人で家で仕事をしているので、これって何だかフェアじゃないよね?と感じてきてしまったのです。
だって、主人が忙しく働いている時はいいけど、2人で忙しい時も料理や洗濯は私の仕事。更には、私だけが忙しい時も、家事は私の仕事なのです。

だからって、主人に家事を手伝って欲しいかというと、、、、う〜ん、それは別にいいかも。だって、主人の家事のやり方が気に入らなくて自分でやるようになったんだし、あるタイミングで主人の家事への参加を諦めたのは私。
でも、感謝はされたいと思ってしまうのは無いものネダリなのかもしれません。
その話を主人にした時の彼の反応は「あなただって、僕の働きに全く感謝してないよね。あなたの希望通りに建てた家にも感謝していない。毎日ピリピリして、2人でいる時間に全く感謝していない。」というものでした。
主人の言い分としては、家を建てた初めは食洗機や乾燥機付き洗濯機に感謝して、家事を喜んでやっていた私が、家事に不満を言いだすなんておかしいのだそうです。確かに、家を建ててすぐのブログではそんなこと書いてましたしね、そのブログはこちら

そんな2人の状況をどうしたらいいのか、、、、新居を建てるまでは2人で同じ方向に向かっていたし、目標もあった。それが無くなった時に、夫婦の溝が出来てしまったのです。正直、熟年離婚の原因に近いですよね。子育ても終わって、仕事も退職。毎日2人で一緒にいるようになって、2人の溝が出来てしまう。
そんなの認めたく無かったし、かなり悩みました。でも、主人に魅力を感じないわけではないけど、毎日一緒に居て嫌なところも沢山見て、夫婦円満でいるのは難しい気がするんです。

私が東京で再会した友達は、結構バリバリ働いている人がほとんど。
その分、休みの日の使い方は上手だし、夫婦2人の時間もとても大切にしている気がします。
その分私たち夫婦はいつも一緒。だから2人の時間を全く大切に出来ていない。
新居に住み始めて半年で、ここまで夫婦間が冷めてしまったことがショックでしたが、もう自分たちに何が必要かは見えたので後は行動に移すのみです。

その行動とは、もちろん私が外で働くこと。
正直、もう2度と外で働くことは無いと思ってました。
娘を妊娠してから4年間。外で働く必要も無かったし、主人も「外で働くより、家で翻訳の仕事を手伝って欲しい!」と強く言っていたので、考えたことも無く。
家で翻訳の仕事もしてましたが、忙しいのは月に数日で後は専業主婦です。

今まで「外で働かないの?」と人に聞かれると、扶養内で働きたいからとか、主人が家に居て欲しいみたいだから、と言い訳してきました。でももちろん、自分も家に居るのが楽で主人に甘えてたんです。
早速、自分が外で何が出来るか考えてみましたが、資格を持っているのは歯科衛生士。他のパートに比べると時給も少し多いし、せっかくの免許も役立てたいので、思い切って歯科衛生士に戻ってみようと思います。
主人は家で翻訳の仕事をして欲しいようですが、それでも月々の家のローンと光熱費くらいは稼げるし、自分でお金を稼ぐって大切。そして、私たち夫婦には必要だから、とりあえず試してみようよ。
熊本では歯科衛生士が不足しているようで、比較的簡単に希望の時間帯で働かせてくれそうな歯科医院を見つけることができました。働くのは来週からですが、早くも働くのが嫌すぎて、今まで自由にさせてくれた主人への感謝の気持ちが大きくなってきてます。
同じく主人も「これからは、朝起きて思いつきで映画やドライブに行けないなんて、、、!」と寂しいみたい。でも、そういうことが簡単に出来ていたことが問題だと思うので。
と言っても、8時半から12時半までの短いシフトで、水曜日と土日は休み。これなら翻訳と兼業で出来そう。それでも私たち夫婦には大きな大きな変化になりそうなので、どうなるか半分楽しみで半分心配です。
ただ「嫌だったらすぐに辞めていいよ!」と隣で言い続けられると、早くもやる気が挫けそうですが、、、、同じく「手伝えることは何でも言ってね!」とも言ってくれてるので、頑張ってみようかな!

今まで働かなかった1番の理由は、2人目の子供がすぐに出来ると思っていたから。でも、出来ないものは仕方ないし、ずっと家に居て妊娠するのを待つのも楽しくない。
だからここで、一旦諦めます。
「まぁ、いっか。」と思えなくて、それがストレスになっていたのも事実だけど、諦めることで好転することもあると思うので。

東京での娘は、日々歩き疲れていました。
熊本だと車があるけど、東京だと駅まで歩かないといけないので。

でも、電車が大好きなので、それは楽しかったみたい。
あと、念願の上野動物園に連れて行くことが出来たのですが、娘が見たがったのは「ヒツジ」のみ。ず〜っと「ヒツジどこ〜?」と繰り返していました。パンダは可愛いけど、キリンやゴリラは「ちょっとダメ」だったみたい。

同じく、結婚式で会ったペッパー君も「ちょっとダメ」だったみたいです。
怖かったようで目を合わせることが出来ずに、
遠くからも、この表情で見てました。

最近の娘の自己紹介は「Hi! Nice to meet you, I'm Dr Princess Selina sheep.」です。
「はじめまして。私は、ドクター プリンセス セリーナ ヒツジよ。」
その後に「めぇ〜!」と言うこともしばしば。将来の夢は、お医者さんとプリンセスとヒツジと何とも欲張りな娘。
でも、寝起きのヒツジ感はなかなかの物なので、この調子でいけば大丈夫。


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