2016年10月3日月曜日

Zara kidsに憧れて〜手作りでどこまで近い物が作れるか頑張ってみた〜

今までも何度か書いたことがありますが、私の1番のお気に入りの洋服ブランドは『Zara kids』です。もともと、ZARAの愛用者でもあるんだけど、Zara kidsは特別に可愛い。
流行とクラシックな感じを混ぜつつ、女の子らしい物からパンクな物まで様々。洋服の趣味が全く違う主人も、一緒にZara kidsに行くと、毎回気に入った物を見つけて娘に購入しています。

何なら、娘のワードロープを全部Zara kidsにしちゃいたいくらいなんですが、正直少しお高めのZara kids。コートはいい物が多いし、2〜3年は着用できるので、奮発してZara kidsで購入しているのですが、その他の服はセールで購入するのが精々。ワンシーズンに2着くらいは購入するのですが、秋・冬物は夏物よりも手が出にくいんですよね、値段的に。
なので、今回はどこまで自分で作れるか頑張ってみました。

今シーズンのZara kidsは、本当に可愛い物が多くて欲しい物だらけだったのですが、特に欲しかった4つを作ってみることに。
まず、
こちらのワンピーズ。
秋らしいチェックでとっても可愛い。冬には長袖やセーターと合わせても楽しめそう。

生地の色は全く違いますが、完成したのがこちら。
くるみボタンで、ヘアゴムも作りました。
ポイントは、横をたっぷりめに作ったこと。
あと、娘のリクエストでポケットを付けました。
ちなみに、ニットキャップとミトンも手作りです(そのブログはこちら)。
このタータンチェックの生地は、10cm60円で売られていたので、制作費は600円ほどでした。ちなみに、Zaraの物は3,790円。
かなり横をたっぷりに作ったつもりでしたが、もっとゆとりがあっても良かったみたいです。このドレスの型紙は「クライ・ムキの子供服」の中にあった『e』の、ティアードドレスの上半身の型紙を元に作っています。娘の身長が105cmなのですが、ゆったり目にするために120cmの型紙を使い、それに2cmほど横を足しました。胴の部分は短めにカットしてあります。

私のドレスの作り方は、洋裁学校に行っていた母から習ったのを、自己流にアレンジしたもの。一応、型紙の作り方も軽く教えてもらったのですが、もともとある型紙を調整して使うことがほとんどです。その点では、この「クライ・ムキ」さんの本は大活躍。シンプルで基礎的な洋服が多いので、アレンジもしやすく重宝しています。サイズも90~130cmなので、今の娘には丁度いいし。


次にチャレンジした洋服は、シンプルなこちら。
チェックのスカートはどうしても作りたかった物の1つだったのですが、正直プリーツスカートは作るの面倒くさいんだよね、、、。ウエストの調節も難しいし。
ということで、
ギャザースカートにしちゃった。
ただただ直線縫いして、ゴムを通しただけ。サイズも、生地の横幅が110cmだったので、それをそのまま利用。
これだけで見ると、zaraの3,790円のスカートの足元にも及びませんが、
Zara kidsのコートとブーツと合わせると、高級感が出る気がするのは私だけでしょうか。
このコートのフードから見える赤のチェックとマッチして、とっても可愛いと思うのは私だけ?まぁ、親バカにはそう見えちゃうのかも。でも、こちらも材料費300円ほどで作れたので、私的には大満足です。ジャブジャブ洗えちゃうのも更に魅力的!自画自賛ですみません。
このタータンチェックの生地は、安くて多めに買いすぎてしまったので、結構余ってしまいました。
すぐに汚れてしまいがちな、コースターを8個ほど作ったのですが、まだ余ってます。
他に何を作ろうかな?


そして、次に作ったのはこちら。
こちらは、お店で一目惚れしたオーバースカート。
ですが、4,990円というお値段は手が出にくい。
似たような生地も見つけられずに諦め気味だったのですが、母が若い頃に『ジャケットを作ろうと思って買った』生地が、結構いい感じだったので使わせてもらうことにしました。
完成品はこちら。
う〜ん、これには言い訳が沢山あります!まず、母がくれたウールの生地が、とっても分厚いし、ほどけやすいしで、縫いにくかったこと。後は、さっきも言ったように、プリーツスカートが苦手な私。頑張ったのですが、難しかった。
それと、生地が厚いせいか、アイロンが掛けにくかったのも辛かったです。
それでも、生地代はゼロ(母から貰ったので)、腰に付けた革と金具は合わせて300円ほど。まぁ、手作り感は否めないにしても、300円で作れたのは悪くないと思います。
ちなみに、こちらの型紙も前述の「クライ・ムキの子供服」の本から。「b」のワンピースの型紙を元に、袖口と胸元を少し広めにしてあります。そしてベルト部分を足して、プリーツスカートを足して、完成。
オーバースカートなので、袖口はもっと大きくても良かったかも。
結構思いっきりやってるつもりでも、思いっきりが意外と足りないのは、私のよくある失敗です。
それでも、ロンTを着た感じでは、袖口にまだ余裕があったので安心しました。
少し大きめに作ったのですが、膝丈スカートは何だか新鮮で、お上品な感じ。
娘には地味って言われちゃうかな〜と心配していたのですが、意外と気に入ってくれたようで嬉しかったです。

このベレー帽風のニットキャップも手編みしました。
今年のZara kidsのアクセサリーには、ボンボン帽子とベレー帽タイプの物とあり、両方とも可愛かったので。
この鍵編みのベレー帽は『てしごと気分』さんの、無料の編み図を使わせて頂きました。

いやぁ、今年のZara kidsの秋冬物は、本当に可愛くて沢山のインスピレーションを頂きました。パクリじゃないのよ、インスピレーションを貰って、それを生かして作ったの。
というか、Zara kidsのコートを買っちゃったら、それに合わせるためにワンピースやスカートが欲しくなっちゃって、でもそんなに沢山買う余裕は無いので、暇を見て作ったというのが本音ですが。
ブーツとコートは、ちゃんとお店で買ったから、許してね?Zara kids。

よくお友達や知り合いに「よくそんなの作る暇がありますね」とか「私は作る暇があったら仕事して買うわ」とか何とか言われるんですが、『私も暇で作ってる訳では無く、夜に家事を大急ぎで終わらせて作っているんだよ。』というのを、ここで言わせて下さい。服に関しては、人それぞれの考え方があるし、時間を掛けて作るくらいなら、激安ショップで安い物を買えばいいという考えの人がいるのも良くわかります。
ですが私は、同じ値段を出すんだったら、少しでもいい物を着せてあげたいし、作る時間があったら、少しでも多くの物を娘に作って着せてあげたいって思います。
特に、ここに載せた服は、どれも2〜3時間ほどで作れる物なので。
確かに休みの日に、母に娘の面倒を頼んで裁縫をやったりもしますが、ほとんどは平日の夜に作業してます。私が型紙を作っている隣で、娘が真似して、紙のベストを私に作ってくれたこともありました。何かを作る姿を娘に直に見せることは、娘にとってもプラスになるのでは?と思って、娘がやりたがる時は一緒に作っています。それに、型紙を作る時に娘が隣に居てくれると、サイズ合わせが出来るので。
最近は「これ買って」が口癖になりつつある娘が、服に関しては「これ、マミー作ってくれる?」と言うことで、少しだけでも物に対する感謝の気持ちが増えてくれればいいなって思って作ってます。

最後に、似たような生地が見つから無くて、作れなかったこのドレス。
作れないと思うと余計に欲しい〜!
3,290円か〜。早くセールにならないかしら??