先日、新居の上棟式を行いました。
上棟の日、朝の10時頃に様子を見に行くと、、、
昨日までは基礎しかなかった部分に、1階部分の骨組みが!
さらに夕方には、
一気に屋根まで出来ていて、驚いてしまいました。
この日は、1日作業していただいて、次の日に改めて、上棟式と餅投げを。
上棟式は、地域や棟梁さんによって、準備するものも違う、、と言うことだったので、前もって確認して、言われた通りに準備しました。
これから、上棟式をやる方のために、参考までにざっとした流れを記載しますね。
準備したもの
お弁当(上棟式用のもの)1,000円×人数分
お赤飯
飲み物 お茶と缶ビール
大工さんへの心づけ(一升瓶の焼酎2本)
来てくれた人への手土産
お赤飯は、お弁当にプラス500円で付けることが出来たのですが、母が作ってくれると言うので、お願いしました。
飲み物は、大工さんたちや建築会社の人たちがアルコールを飲むか分からなかったので、両方準備しましたが、結果、大工さんは2本づつほど飲まれ、建築会社の人たちは持って帰られました。
大工さんへの心づけは、ネットなどで見ると、現金を渡す場合も多いようなのですが、建築会社の方も、大工さんたちも「この辺の地域で現金を渡すところはありません」と断言されたので、焼酎と手土産を渡すだけにしました。
他に使ったお供えなどは、すべて建築会社の人が準備してくれたので助かりました。
私たちが行ったのは、東西南北にお供えをして、お神酒を巻く「四方払い」。
私も、お神酒を巻くのをお手伝い。
あとは、お札を家の1番高いところに取り付けました。
これは主人が行いました。
その後は、みんなで食事をして、一旦終了。
上棟式自体は、3万円ほどで済みました。
その後、15時から餅投げ。
この餅投げが大変でした。
前もって、餅を一斗頼んで置いたのですが、これがダンボール2箱分ほどあって、大量。それを、出来立ての方が美味しいから、、、ということで、上棟式の後に取りに行き、5千円分の小銭を貼り付け、お菓子と一緒にばら撒きました。
「餅投げに子供たちが来ないと意味がない、、」ということで、この日は朝6時から行われている地域のラジオ体操に参加し、小学生に告知。
お陰で、かなり大盛況でした。
でも、大騒ぎしながら餅を拾う子供にビビる娘。
餅を拾うどころか逃げ回っていました。
餅投げにかかった費用が、
餅代 2万円
投げた小銭 5千円
お菓子代 2千円
と、3万円 弱ほどでした。
総額で、かかった費用が6万円ほど。
大工さんへの心づけの現金代が無い分、割と格安な方だったと思います。私がネットでザッと調べた感じだと7万〜10万ほどかける場合が多いようだったので。
本当は、8月中旬に行うはずだった餅投げが、台風の影響で延期し、月末に行うことになってしまいましたが、無事に終わって安心しました。
実は私、この上棟式の前日に、30歳になりました。
誕生日の日は、主人が熱を出し、軽く出かけることしか出来ませんでしたが、、、
無事に上棟式には参加できたので良かったです。
ですが、高熱でリンパ腺が腫れてしまったので、冷却タオルを付けての参加でしたが。
去年の誕生日には、どのブランド物のバッグを買ってもらうか散々悩み、福岡に買い物に連れて行ってもらい、、、という、今思うと贅沢なお誕生日でした。ですが今年は、今月から新居のローンの支払いが始まり、実家にもローン額と同じくらいの家賃を払っているので、ダブル家賃という恐ろしい出費で、、、とても何かをオネダリする気にもなれません、、、、。
そんな中の上棟式と餅投げで、更なる出費、、、なんでこんな事をしないといけないんだ、、、と泣きそうになった事もありましたが、何しろ終わって安心しました。
新居予定地の隣は、娘と毎日散歩でいく河原(娘は”ビーチ”と呼んでいます)。
綺麗な河原なのに、高い堤防の下にあるせいで、新居から見えないのをとても残念に思っていたのですが、、、、
上棟式の時に2階部分に登らせてもらうと、、、
2階の娘の部屋からは、綺麗に川を見下ろす事が出来ました。
そして川のせせらぎも程よいボリュームで聞こえてきて、、、やっと自分の家を持てる事の喜びを感じれた気がします。
東京から熊本に戻って来て、1年半。
正直、戻ってきた事を後悔した事は、何度もありました。そして、私のわがままで熊本に連れてきた主人に、申し訳ない気持ちがしたことも数え切れないほど、、、。
それでも、毎日笑えるのは主人のお陰。
30歳になって、顔のシミも気になるし、笑い皺も増えてきたけど、、、
大変な思いをしたぶん、確実に夫婦の絆は強くなりました。
苦労は買ってでもしろ!という通り、この1年半の経験を忘れないように、これからも夫婦で団結して頑張っていきたいです。
母国で外国人の旦那様と暮らすというのは、日々どれだけ、環境の違いから主人を守れるか、、という事がとても大事だと私は思います。こちらに来たばかりの頃はそれに気付けず、自分の辛さばかりを主張し、環境に馴染めない主人を責めたこともありました。
ですが、言うまでも無く、ウチの主人は努力しているのです。
保育園の保護者会に参加し、地域の消防団にも入り、街の英語劇の練習をボランティアで手伝い。近所の人に馴染むために、グランドゴルフに参加する事もしばしば。
そんな主人の頑張りが足りないわけが無いのに、少しでも日本の常識と違う事をしただけで主人を責めるのは、責める方の理解が足りないのです。
30歳の節目に、今の気持ちを忘れないように、少し照れくさいけどブログに書かせていただきました。来年のお誕生日には、今より良い環境に立っていることを願って。
ちなみに、私のお誕生日プレゼント代わりに主人にお願いした「コンマリの本を読んで」というお願いは、見事叶えられました。早速、洋服を整理し始めた主人。ゴミ袋2袋分の衣類が「もうトキめかない」と言うことで、処分されました。これから本やおもちゃ類も整理するのか、とても楽しみです。
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