ある日の出来事。
保育園に娘を迎えに行くと、先生から「明日はみんなでお料理をするので、三角巾とエプロンを持って来て下さいね」との発表が。
「ええ?!エプロンですか?!」と驚く私に、笑顔で「はい」と答える先生。
確かに4月の時点で、準備しておくものリストにエプロンはあったけど、こんな急に使うことになるなんて、、、。
ですが、これは別に急でも何でも無くて、娘が前の日2日を風邪で休んでいたので、我が家に対してのみ、急な知らせになったようでした。
エプロンの必要性を知ったのは17時。これから買いにも行けるけど、近所のスーパーに子供用のエプロンなんて売ってるのかしら?あったとしても気に入るかな??
などなど考えるよりも、、、、ここは作ろう!家に生地はいっぱいあるし!
ということで、夕食後にデザインを描いてみることに。
娘の体にメジャーを当てながら、大体の寸法を書いて、、、、失敗が怖いのでシンプルなデザインで作成しました。
こういう時、あせって作ると絶対に失敗するので、デザインと裁断は慎重に。
そして出来たのがこちら。
生地は、アメリカで買ったか、義母にもらった物だと思います。
本当は、細めのブルーと白のストライプとかで作りたかった。
でもそうすると、汚れが目立ってしまうので、エプロンにはこの生地で正解だったかもしれません。
最近、派手な色が好きな娘が気にいるか心配でしたが、ドレープ多めのデザインに満足してくれたようでした。
三角巾は、三角に切って端を始末しただけ。
それでも、三角巾とエプロンがお揃いだとセット感があっていいよね!
保育園の先生からも「可愛い!」と褒めてもらえたので嬉しかったです。
今日は土曜日なのに雨で退屈していた娘のところに、隣町に住むハーフ友達が遊びに来てくれました。
彼女も、同じアメリカ人と日本人のハーフで、学年も一緒。
出会いは、主人と出かけたゲームパーティーででした。
熊本に帰ってきてから、色々な国際カップルの人に出会いましたが、「いつかは自分の国に帰る」もしくは「もっと都会で働きたい」と公言する人が多いことにビックリ。そんな中、彼らは「熊本に住んでいたい」という人たちだったので、すんなり友達になれた気がします。住んでいる場所も近かったし。
最初は「どうしてみんな、熊本に居たくないんだろう?」と不思議だった私たち夫婦。だって私たちは、熊本で子育てがしたくてわざわざ帰って来たし。
でもその理由は熊本で住むうちに、なんとなく分かってきた気がします。
最初は「どうしてみんな、熊本に居たくないんだろう?」と不思議だった私たち夫婦。だって私たちは、熊本で子育てがしたくてわざわざ帰って来たし。
でもその理由は熊本で住むうちに、なんとなく分かってきた気がします。
東京に住んでいる国際カップルで、両親が近くに住んでいる人ってどのくらいいるんだろう?私の知る限りでは、その割合はかなり低い気がします。それに比べて、熊本に住んでいる国際カップルのほとんどが、両親と同居、もしくは車で2〜30分しか離れていない距離に 両親が住んでいます。
そして熊本の人は、礼儀や仕来りに割と拘る。私は、東京の友達の中で、結納をした人を見たことがありませんが、熊本では今だに結納をする家の方が多いです。
そして九州男児は外国人とあまり相性が良くない。これは私の持論ですが、外国人のオープンで気さくな人柄は、どうも頑固な九州男児と相容れない気がするのです。
自分の感情を表に出さず、思っていることを素直に言えず、亭主関白。そんな九州男児は、人前で頑張って英語なんて喋りたくないし、嫁の育児を積極的に手伝う外国人パートナーが理解できないし、ハグなんて絶対に出来ない。
そんな熊本家族との中で、外国人のパートナーが苦労するのは目に見えている気がする。みんな口には出しませんが、それぞれ少なからず苦労はしていると思います。
東京に住む国際カップルからも、その手の愚痴はよく聞きますが、彼らが家族に会うのは年に2〜3回ほど。それに比べて熊本では年中その苦労に直面するのです。
あと、もう1つの大きな理由は、熊本に住む外国人男性の多くが、英会話教師として生計を立てていることでしょうか。
東京だと、エンジニアやプラグラマー、会社員や自営業やデザイナー。本当に色んな職種の外国人男性が住んでいます。最初は、ALTで日本に来た人も沢山いたと思うのですが、ALTの任期が過ぎた後に、もちろん英会話教師として就職した人もいれば、その他の職業に就く人も。それに比べて熊本では、その他の職業がなかなか難しいんですね。だから、ALTとして熊本に来た人が英会話教師以外の職に就くとなると、都会へ行くか、自分の国に帰るかしか選択肢がなくなってしまうのです。
熊本に来たばかりのころに、外国人に出会うと「どこで英語の先生をしているの?」と必ず聞かれていた主人。最初は不思議でしたが、今思うとそれも当たり前のことだったのですね。
熊本に行くと決めたとき、私たちが1番に心配したのは、近所付き合いや、娘が学校で苛められないか、、とか、そんな事でした。東京に比べて、国際的な付き合いは減るかもしれない、、、とは思っていましたが、熊本に住む外国人の人数が少ないとしたら、それだけ結びつきも強いのでは?と楽観的な気持ちでいたのを覚えています。
確かに、熊本の国際人の結びつきは強い。東京で「あなた東京に住んでるの?私の友達のアメリカ人も東京に住んでいるんだけど知ってる?」なんて言ったら「一体東京に何人のアメリカ人が住んでると思ってるの!」と笑われますが、熊本では「あ、知ってるかも。」となるので本当に驚いてしまいます。
でもその代わり、仲良くなったと思ったら、去っていく人が多いのにも驚きます。
このままだと、娘が小学生になった時に、残っているハーフの子はいるのかな?と心配になるほど。
そんな中で出会えた、隣町に住む国際カップルファミリー。これから仲良くしていこうね!と喜び合い、週に2回ほど遊ぶ仲になったところで、、、、、旦那様の仕事の都合で福岡に引っ越すことになってしまったそう!残念すぎる。
やはり理由としては、ALTの任期が終了したので就職活動をしたところ、熊本には希望の職種が無くて、福岡に行くことになったみたい。
本当に残念ですが、アメリカに帰ってしまうのに比べたら、車で2時間の福岡なんて近いよね!あまりに寂しくて、熊本に住む外国人について深く考えてしまいましたが、これから熊本でも外国人の人の職業が増えることを祈るばかりです。
最後に、最近の娘の私服。
目の色素が薄いので、サングラスをかけないと眩しいのでしょうが。
可愛いと思った服装も、サングラスをかけると派手な感じになっちゃうのが、ちょっと残念ですね。
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