2015年12月11日金曜日

新居!イケアキッチンをDIY。その段ボールで娘のお城を作成。

本当に久しぶりのブログです、、、。久しぶりすぎて、色んなことがありすぎて、何から書いていいのか混乱気味ですが、何度かに分けて少しずつでも最近の出来事を書いていけたら、と思っています。

こんなにブログから遠ざかってしまった1番の理由が、新居にインターネットが無いことでした。というか、未だにネットが無いので、急遽レンタルしたソフトバンクのWiFi機器を使っているのですが、スピードが遅めでアップするのも一苦労です。
ちょうど、引っ越して1ヶ月になるのですが、未だに思うようにインターネットを使え無いので、住み心地はイマイチ、、、、。仕事をする時は、実家に帰るか、スターバックスに行くか。アップルテレビ中心の我が家だったので、HuluもNetflixも使え無い今の生活は、なんだかどこかに旅行に来たような感覚です。


引越し自体は、1日でメインの物を移してしまったのでラクに済んだのですが、その後が何かと大変でした。
メインの物と言っても、ベッドとカウチと洋服と、少しの食器程度。
なので、大量の家具を買い揃える必要があったのですが、まず、何より最初に購入したかったのは、食器棚でした。

食器棚は、イケアキッチンで購入しようと思っていたのですが、このイケアキッチン。他のイケア製品と違って簡単に購入できないのですね。
ステップとしては、
1、イケアキッチンデザイナーの予約を取る
2、イケアに行って、デザイナーの方とプランを決める
3、購入
4、家へ配送
5、自分で組み立てor業者に依頼
という感じだったらしいのですが、その仕組みを知らなかった私は、自分でデザインしたイケアキッチンの図面を持って店頭に行き「これ下さい」と直接交渉。
その場で購入して、数日後には送ってもらえるかと思っていたのですが「まずは、イケアキッチンデザイナーにデザインを確認してもらわないと、購入できないんです」と言われてしまい、、、、しかも、私が店頭に行った時は、運悪くデザイナーの人はお店にいなかったのです。なので「後日、再度来ていただけますか?」とのことだったのですが、その時は仕事が詰まっていて、再度お店に来れる状態では無く、、、、。
その事情を説明すると、私のデザインをもとにメールにてやり取りしてもらえる、という事だったので、何度かデザイナーの方とメールにてやり取りして、やっと購入することができました。
私としては、イケアキッチンに対する下調べはバッチリだったし、何もデザイナーの方の助けはいらなかったのですが、たまに失敗する方もいるので、デザイナーチェックは必須です!と言われてしまったので、しぶしぶ我慢。
と言っても、メールのやり取りの内容としては「この棚は、ガラスじゃ無くて、木の物でいいんですね?」とか「木のワークトップは、自分で切断しないといけませんが、大丈夫ですか?」など、ネットの注意事項と全く同じ物。そんなの、とっくに確認してるよ〜と思いましたが、根気強くお互いに確認する事で、やっと購入する事ができました。支払いも、店頭まで行かずに振込で済ませる事が出来たのでよかったです。

やっと購入できた〜!と思っても、自分で組み立てるので、リビングはこんな状態に。
届いた時は、頭が真っ白になりましたが、主人の助けも借りて、2日ほどで完成。

Before

After
何にも無かったカウンターキッチン奥の壁に、食器棚を設置。
本当は、オーブンは内蔵の物にしたかったのですが、そうするとキッチン自体を20万ほどかけてグレードアップしないと無理だそうで、それよりも食器棚自体に収納できるようにしました。まぁ、内蔵では無いけど、目立たない場所にしまうことが出来るようになったので良かったです。

端の方は、ベンチにしました。
結構高めなのですが、なぜか娘のお気に入りで、良く座っています。
横幅は、160cmの広々なので、子供だけなら3人くらい座れそう。まだ2人目も出来ていない状態だけど、子供が何人できてもいいように、、、と、つい大きめに作ってしまいました。

ワークトップの木の板を、自分で切断するのが不安だったのですが、今時の電動ノコギリはとっても優秀ですね。きちんと設定すれば、誰でもまっすぐ綺麗に切れる作りになっているので、安心して作業できましたよ。
あとは、普通のイケアの棚を作るのと差ほど変わらない内容だったので、電動ドリルさえあれば、女性でも問題なく作成できると思います。
ただ、引き出しの数が大量だったので、1つ1つ作ることに、途中でうんざりしてしまいましたが。

家を建てる時に「こういう風な棚が欲しい」と建築会社に見積もりを依頼したら、壁の下の部分だけで70万ほどだと言われました。それが、イケアキッチンを自分で作成することで、上の壁に付けるタイプの食器棚も合わせて35万ほどだったので、かなりお安くすみました。ただ、自分で軽トラックで取りに行けていたら、送料の2万円も浮いていたんだけど、、、と残念でしたが、自分でこの量を家に運び入れるだけで大変!!それは、人に任せて正解だったかも。


イケアで家具を買うと、段ボールのゴミが大量に出るのが嫌ですよね。私は、自分で家具を作ることよりも、あのゴミの存在が嫌いです。
資源ごみの日は、週に1度しか無いので、下手するとあの巨大な段ボールのゴミが、1週間も家の中に鎮座することに。
昔なら庭で燃やしてしまえたのですが、、、、。

その段ボールの存在が大っ嫌いな私ですが、先日、お友達がその段ボールを使って、娘ちゃんにお店を作ってあげていたのを見て、私の段ボールへの考え方が変わりました。
そうか、、、ゴミだと思わずに、材料として使えばいいのね!
最近の娘は、おままごとや、お店やさんごっこが大好き。ちょうど、キッチンのおもちゃや、お店のおもちゃを買ってあげたいと思っていたのですが、どちらもサイズも大きくて高額。
引越しで出費が嵩んだ我が家には、手が出しにくいおもちゃでした。

なので、引越しで出た大量の段ボールを使って、娘に家を作ることに。
1人だとどうしてもやる気が出なかったので、お友達に声を掛けたら、泊りがけで製作の手伝いに来てくれました。
この友達が、嫌イヤだったり、面倒くさそうだったら、私のやる気も落ちたと思うのですが。彼女が家から、大量の古着と、材料を持って現れたので、2人して「せっかく作るなら、本気で作ろう!」と一致団結!
お姫様ごっこも好きな娘なので、せっかくならお城を作ろう!と言うことで、お友達がお城を作成。私は、お店の横に隣接するお店を作りました。

完成したのが、こちら。
大人が2人がかりで、2日かけて作りましたよ。

もちろん娘も大喜び!
喜びすぎて、ちょっと変な顔になってますが。
「ありがとう〜!」と何度も言ってくれたのが、私たちもとっても嬉しかったです。

ちなみに中はこんな感じ。
同じく段ボールで小さなテーブルを作ったので、お茶会が楽しめます。

基本、段ボール以外は百均の物を使いました。
絵具なども、百均のアクリル絵具を使用。発色も良く、塗りやすかったです。
製作中に、3回ほどダイソーに通ってしまいましたが、結果、2千円ほどで完成したので、購入するのに比べれば、かなり安く済んだと思います。
イケアの段ボールは、柄や文字なども全部シールに書いてあるので、簡単に剥がすことができました。他の段ボールと違って、サイズも大きく、状態も良かったので、割と綺麗な状態の物が作れて満足しています。
本当は、レンガ調の模様を書いて、ダイソーのツタを壁に這わせすところまでが当初の目標なのですが、そこまでは時間が足りませんでした。
また暇な時に、完成させたいです。

他にも、新居に来てやったDIYが沢山あるので紹介したいのですが、またの機会に。

新居に引っ越してきて、今までにないほど忙しい毎日でした。
私の仕事が続けて入ったのも理由の1つだし、主人の関わるイベントが続いたのも大きな理由です。
そんな中で、家具を作ったり、段ボールの家を作ったり、家を完成させていったので、2人とも毎日ぐったり。
それでも、私の実家に暮らしていた時に比べると、私たちらしい生活を取り戻せたことで、忙しいながらも充実した毎日でした。

例えば、私は基本、超夜型人間です。
なので、夜中ほど仕事が捗って、頭も冴えてくるのですが、実家に居ると「母親なんだから、朝起きて子供にご飯を準備しないといけない」「洗濯をしないといけない」「朝に掃除をしないといけない」と言ったような、両親の無言のプレッシャーを感じて、毎朝できるだけ早く起きて、日々やるべきことをこなしていたんですね。
それでも、私の両親からすれば、常に私の行動は「十分に早い時間に起きていない」「十分に母親としての業務を出来ていない」と不満だらけで、常にプレッシャーを感じていました。そのせいで不眠症になってしまったり、体重が減ってしまったり、ストレスも溜まってしまい。
実家にいた時は、自分ではそれを認められない部分もあり(だって、自分の親と住むことがストレスなんて簡単には認められなくて)、葛藤した時もあったし、主人に当たった時もありました。
一時は、ブログを書くことがストレスの発散になってました。でも、自由に書いていたことで、周りに私のブログの存在が露見して、内容を選ばないといけなくなり、そうすると書くことも、もうストレスの発散じゃなくなるんですよね。今思うと「誰が読もうといいじゃないか、だって、それが本当だし、私なんだから!」と思えるけど、その時は、どうしてもそういう風に思えなくて。今思うと、その全てもストレスだったんだと思います。
あの時、常に考えていたのが「海外に住む日本人妻はいいなぁ。」ってこと。私が読んでいるブログの中には、海外に住んでいる奥様のブログも多数ありますが、彼女たちの書くブログって、日本に居る人のブログとは明らかに違いますよね。のびのびとして、好きなことを書いて、好きな写真を載せて。
日本に住んでいると「住んでいる場所がわかると怖いから」とか「子供の顔や名前がバレたくない」とかで、内容も写真も制限されますが、海外に住んでいるとそんなの気にしないでいいんだもん。

でも、最近は、書きたいことを書けばいいかな、ってやっと、また思えるようになりました。それは、引っ越してから、主人が私は私のままでいいって言ってくれているので、自信が取り戻せた気がする。というか、主人は常にそう言い続けていたのですが、私自身が親の目や周りの目を気にして、それじゃいけないって強く思っていたのかも。
「朝は、無理して早起きしなくていいよ、だって俺は朝早く起きちゃうし。俺が朝の娘の支度と送り迎えはするから、夕方はお願いね」とか「忙しい時は、洗濯は乾燥機付き洗濯機に任せればいいでしょ。食器洗いも食洗機でいいじゃん。そんなのアメリカじゃ当たり前だよ」「お風呂はゆっくり入ればいいよ、あなたが何時間入ろうが、誰も気にしないよ」などなど。当たり前のことも、主人が隣で認めてくれることで、何も気にせずにリラックスすることが出来ました。

もう、好きな時に真っ赤なネイルをしてもいいし、大きな石の付いた指輪もしていいし、部屋では好きな服装で寛いでもいい。
そんな、昔は当たり前だったことを、今は少しづつ、自分を取り戻しながらやっています。
親の家で過ごした1年半。助けられた部分も沢山あったけど、主人と親に気を使うあまり、無くした部分も沢山あったと再確認しました。

それは誰のせいでも無かったし、他人が沢山で住んでいたので、みんながみんなに気を使うのは当たり前でした。それに主人がアメリカ人な分、日本人から見た常識から大きく外れていたことも沢山あったし。

そんな常識を、もう気にする必要もなく寛げる!!それだけで、私たち夫婦にとっての我が家は素晴らしいものです。
今までは、仕事と娘の世話で、2人の時間なんて無いと思っていたけど。今は、娘が寝た後にポップコーンを作って夜中まで映画を見てもいいし、仕事が昼からでいい時は、娘を保育園に送ったあとに2人で2度寝してもいいし。今までは、自営業なのに全くその自由さを活かせていなかったので、これからは少しづつ夫婦2人としての時間の使い方も楽しんでいきたいです。

今から、新居に対してすることは山のようにありますが。それでも、これからの生活に対するワクワクの方が遥かに大きいです。
これからは、また少しづつでも、私たちの生活をブログで紹介していきたいと思っているので、、、、、どうぞ宜しくお願いします。



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