ですが、余震の感覚も開いてきたので「そろそろ家具なども戻そうかな、、、」とも思うのですが、1回目の時もそうやって油断していた時に大きな地震に襲われたので、、、、あと数日は様子を見ようかな。
電気は復帰しましたが、水道は止まったままです。山奥の公園からは水が出ていたのですが、昨日ついに止まってしまいました。昨日は、ついにお風呂にも入れないかな、、、と諦めていたのですが、隣町のALTの友達の家から水が出たのでシャワーを借りることができました。1日目もそうだったのですが、こういう時は主人の外国人ネットワークが大いに役立っています。私が生まれ育った町なので、私の知り合いの方が多いのですが、みんな家族もいるし、友達もいるし、なかなか甘えにくいもの、、、、ですが海外から来ているALTは、他に家族もいないし、シャワーを貸す人もいないから、すんなり貸してくれて助かっています。そして、彼らも1人で家に居るのは心細いみたい、、、。今日もお邪魔しようと思っているのですが、今日から彼の家に益城町のALTが避難してくるようです。地震の震源地だった益城町。ただでさえ怖かったと思うのですが、益城町のALTは、13日の水曜日に益城に着き、次の日の夜に地震に遭遇したそう、、、、なんとも可哀想な話ですよね。そのせいで日本が嫌いになっていないといいのですが、、、。
上の写真は、私の町の様子。ビニールシートが目立つと思います。
我が家から見える場所でも崖崩れ。 |
昨日の夜に、水をもらいに避難所の1つの小学校の体育館に行きましたが、人はいっぱいでした。他の避難所もかなりの人で、収容しきれ無いので、公園にビニールハウスのようなテントを建てて対応していました。娘の保育園は指定の避難所ではないのですが、それでも200人近い人が避難しているそう。そのせいで、保育園再開の目処は立っていないそうです。
町の中心は、今日は水が復活したと聞きましたが、相変わらず水が出ない我が家。周りの道の損傷も激しく、特にマンホールの周辺にエグれたような穴が多数開いているので、水の復活はまだ先になりそうです。
トイレの水などは、近くの農業用水の水路から汲んでいたのですが、それも枯れてしまいました。仕方がないので、今は川の水で我慢しています。普段はとってもきれいな裏の川も、地震のあとから泥水になってしまいました。
雨も降っていないのに泥水が流れるのは、土砂崩れの前触れらしく、近所の人たちは今も警戒しています。
まだまだ地震が心配で、あえて家具を床に置いて生活している我が家。
普段は、物を床に置かないことを心がけている私にとって、これはなかなかキツイ体験です。
倒れた本棚も、あえてそのまま。
私の大事な本たちが押しつぶされていますが、本棚を立てるほうが危険だということで、放置されています、、、悲しい。
かなり不便なことが続く毎日ですが、夜になると裏の広場には20台ほどの車が避難してきて、みんな車の中で寝ている様子が見えます。我が家も、何かあったら避難するつもりで車の中は寝れる状態に。すぐ後ろに20台もの車が側にいてくれるのは何だか心強い気持ちです。
学校も、とりあえず今週中の休校が決定して、子供たちは昼は広場で遊んでいるのをよく見かけます。夜には炊き出しをして、みんなで食事。車での就寝。不便なことも多いけど、近所付き合いが疎遠だった人たちとも、ここで苦労をともにすることで親しくなれたし、これからも助け合って頑張っていきたいです。
最近は、震度3ほどの地震が多くなってきました。震度3だと、飲んでいる紅茶が溢れるほどの揺れなので、いつも慌てて紙コップで飲んでいる紅茶を持ち上げています。
娘は、地震を何だと思っているかはイマイチ謎なのですが、「ペッパー」と呼んでガタガタ騒ぐたびに怒っています。
「静かにしてよ!」
「ワガママ言わないの!」
「お尻ペンペンするからね!」
「もうしないって約束して!」
などなど、余震が起きるたびに天井に向かって叫んでいます。
その様子をInstagramにアップしたので良かったら見てみてくださいね。
まだまだ油断が許されない熊本。
このまま水道も復活して、早く普段通りの毎日に戻るといいのですが。
主人が、海外に住む方向けの熊本への募金サイトを立ち上げました。
もし興味のある方は、こちらからお願いします。
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